2012年11月1日木曜日

IFSCリードワールドカップ印西大会終了

10月27,28日の二日間、印西市松山下公園総合体育館で開催されたリードのワールドカップが、一日目の予選が約1000名、二日目のセミファイナルとファイナルが約2000名という、予想を超える観客を集め、大きな盛り上がりを見せて無事に終了しました。

世界のトップクライマーたちの登りは速く、上手く、強くて、男子はセミファイナルでただ一人完登していたラモン・ジュリアン(スペイン)が優勝し、2位がヤコブ・シューベルト(オーストリア)、女子はファイナルをただ一人完登した昨年のリード年間チャンピオン、ミナ・マルコビッチ(スロベニア)がセミファイナル7位から逆転優勝、2位はキム・ジャーイン(韓国)、3位が5年前の加須大会で優勝したマヤ・ビドマー(スロベニア)。

日本選手もファイナルに男子1名、女子2名が進出し、男子の安間佐千選手が3位入賞、女子の小田桃花選手が5位、野口啓代選手が6位、国別対抗ではオーストリア、スロベニアに次ぐ3位入賞と健闘しました。
国内では久しぶりのワールドカップ開催でしたが、世界のトップ選手のパフォーマンスに観客は酔いしれ、大きな声援を送っていました。

CFAからは男子2名、女子2名、ジュニアチームからも女子2名が選手として参加し、ビレイヤー全員をはじめとするスタッフとして多数の会員が協力しました。
大会の成功は、選手、スタッフ、観客すべての力によるものだと思います。
この経験を、今後の日本国内でのワールドカップ開催実現に向けて活かしていきたいと思います。
関係された皆様、大変お疲れ様でした!

ワールドカップ印西大会の写真

左:女子 右:男子 のセミファイナル

男女セミファイナル

女子ファイナル



男子ファイナルのルートセット作業を見守る観客

女子ファイナル キムジャイン選手の「右壁から左壁への渡り」

男子ファイナル「左壁から右壁への渡り」

女子入賞者(左からキムジャーイン、ミナマルコビッチ、マヤビドマー) 
男子入賞者(左からヤコブシューベルト、ラモンジュリアン、安間佐千)


晴れ着姿の選手2名
日本チーム全員集合





フェアウェルパーティでの「鏡割り」