2013年8月25日日曜日

IFSC世界ユース選手権大会2013

8月15~19日にカナダの西海岸、ヴィクトリアのセントラルサーニッチで行われたIFSC世界ユース選手権大会に、千葉県からの男女各1名を含む男女各7名の日本選手がリード競技に出場し、男子ユースAで、島谷尚季選手(千葉県立幕張総合高校2年)が初優勝を果たし、金メダルを獲得しました。
海外は初めての菊沢絢選手(流山市立南流山中学校2年)も予選を通過して準決勝で19位と健闘しました。

日本選手は16,17日の予選を全員が通過して19日の準決勝に進み、さらに男子6名(くユースA4名とユースB2名全員)、女子3名(ジュニア1名、ユースB2名)が決勝に進んで、男子ユースAの野村真一郎選手が島谷選手に続く第2位、女子ユースBの田嶋あいか選手(三重・中3)が優勝、同じく大場美和選手(愛知・高1)が第3位となり、4人が表彰台に上がって、金2、銀1、銅1のメダルを獲得しました。

島谷選手は一昨年のオーストリアのイムスト大会でのユースB銀メダルに続く2個目のメダル獲得ですが、男子の金メダルは、昨年のワールドカップリード年間チャンピオンに輝いた安間佐千選手がジュニアで獲得して以来2個目で、田嶋選手も昨年のシンガポール大会での銀メダルに続く2個目ですが、女子の金メダルは、野口啓代選手、小田桃花選手に続く3人目の快挙です。

日本チームが獲得したメダル数は、リードではクライミング王国のオーストリアと同数の1位タイ、スピードと合わせても、スピード競技で大量にメダルを獲得した(リードでは金1)の ロシアに次ぐ2位タイという好成績でした。

会場は中高等学校に併設されたクライミング施設で、前面は電動式4段のシャッターで上下に開閉可能
独立した高さ約20mの建造物で、左側の緑色の建物が校舎
すぐ横には、トップアウトも一周もできる自然の岩?のボルダー
競技に臨む日本選手団
校舎内にあるアップ用の壁
リード競技予選は男女6ルートを同時進行  中央の赤いホールドの2列が高さ15mのスピード競技用の壁
女子ユースB準決勝ルートに挑む菊沢絢選手

男子ユースA決勝ルートを登る島谷尚季選手
男子ユースA 優勝 島谷尚季選手(中央)  左は2位の野村真一郎選手
幻のユースA男子日本人表彰台独占                         千葉県チーム      床は全面がふわふわのマット

表彰式後の日本選手団 おめでとう! お疲れ様でした!


第12回JOCジュニアオリンピックカップ

8月10~12日の三日間、富山県南砺市の桜ヶ池クライミングセンターで、12~19歳のユース世代のスポーツクライミング全国大会「第12回JOCジュニアオリンピックカップ」が開催され、千葉県からは男子5名女子9名の選手が出場しました。
10.11日にフラッシングで行われた予選の結果、男子2名女子6名が12日の決勝に進出し、以下の4名が見事入賞を果たしました。

 男子ジュニア 優勝 村井隆一(上智大学1年)
 男子ユースA 2位 飯田 譲(市立船橋高校2年)
 女子ユースA 優勝 竹内彩佳(渋谷幕張高校3年)
 女子ユースB 優勝 清水夏子(習志野市立第七中学校2年)
  
開会式 後方は観客席にできたテント村


開会式で選手宣誓を行う飯田あづみ選手と蔭谷康平選手(山口)
女子決勝 右の可動壁から左の固定壁に渡ったのは4人
あと一手で男子総合優勝
男子ジュニア優勝 村井隆一選手
女子ユースA優勝 竹内彩佳選手
女子ユースB優勝 清水夏子選手
男子決勝 左の可動壁から右の固定壁に渡る飯田譲選手

男子ユースA2位 飯田 譲選手
男女全カテゴリーの入賞選手
千葉県選手団 猛暑の三日間 お疲れ様でした!