2012年6月25日月曜日

千葉県高校総体クライミング競技、および高校一年生トップロープ大会、開催される

6月16日(土)に幕張総合高校クライミングウォールで、第4回千葉県高校総体登山大会クライミング競技が開催され、男子12校123名、女子10校32名の選手が予選フラッシュ2本、決勝オンサイト1本のルートに挑戦し、熱き戦いを繰り広げました。
チーフルートセッター立木孝明氏に、三浦晃靖、阿部雅史、大井将生の高校教員セッターチームがセットに加わった各ルートの推定グレードは、男子予選12c、男子決勝13b/c、女子予選11bと12b、女子決勝13a。

大会の全リザルトは、千葉県高体連登山専門部のWebサイトにアップされています。

男子は昨年の世界ユース選手権オーストリア大会ユースB銀メダルの島谷尚季選手(幕張総合1年)が、同大会ユースA9位で昨年の県総体優勝者村井隆一選手(船橋東3年)を押さえて初優勝。
二人は昨年の山口国体少年男子リードとボルダリングの2種目を制覇したコンビで、今年もぎふ清流国体を目指して7月28,29日に東京都東久留米市で開催される国体関東ブロック大会に出場します。
3位は昨年の世界ユース選手権ユースB9位の飯田譲選手(市立船橋1年)。
島谷選手は残念ながら、8月下旬に開催される世界ユース選手権シンガポール大会日本代表には選ばれていませんが、村井、飯田両選手が出場します。

女子は、一週間前のリードジャパンカップ岐阜大会8位で昨年12月の全国高校選抜クライミング選手権大会優勝者の竹内彩佳選手(渋谷幕張2年)が大会2連覇を達成。
2位はリードジャパンカップ岐阜大会7位の飯田あづみ選手(幕張総合3年)。
両選手は千葉国体、山口国体に続く3年連続の少年女子千葉県代表選手として、ぎふ清流国体での2種目初優勝を目指して国体関東ブロック大会に出場します。
竹内選手は8月末の世界ユース選手権シンガポール大会に出場し、両選手とも10月27,28日に地元印西市で開催されるリードのワールドカップに日本代表として出場予定です。
女子3位の田中美和選手(幕張総合3年)は高校からクライミングを始めた看護科の生徒ですが、5月に奥多摩で開催された千葉県高校総体登山大会登山競技で初優勝した幕張総合女子チームのチーフリーダーとして、8月に新潟県で開催される全国高校総体(インターハイ)登山大会に出場します。登山競技とクライミング競技の両方で県高校総体の団体優勝を果たし、全国大会出場資格を得たのは初めてで、その頑張りは特筆に値します。

各校上位3名の個人順位で競う団体は、幕張総合の男子が2年ぶり3回目、女子が4年連続4回目の優勝で、通算3回目となる男女アベック優勝を達成。
午前10時から始まった競技が終わり、表彰式が行われたのは午後6時を過ぎ、周りは真っ暗でした。

翌日6月17日(土)には、高校からクライミングを始めたばかりの男子14校91名、女子8校30名の一年生が出場して高校一年生トップロープ大会が開催され、男女ともにフラッシュ2本のルートに挑みました。
一年生だけで前日の県総体クライミング競技とほぼ同数の選手が参加し、クライミング人気の高まりを感じましたが、5月の県総体登山競技も近年にない規模の参加者数で、登山もクライミングもブーム到来?
これらの一年生が、今後の練習でどこまで力を伸ばすのかも楽しみです。




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